Liên kết tài trợ / スポンサーリンク


Quảng cáo này xuất hiện trên các Blog không cập nhật bài viết trên 1 tháng
Nếu bạn cập nhật bài viết mới thì quảng cáo này sẽ mất đi

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことでこちらの広告は消えます。
  

Posted by vietnhat at

2014/02/05

凧と共に大空へ


強風が吹いた先週の日、僕と息子はとある軍隊の滑走路へと車を走らせていた。
助手席に座る息子には緊張の色があった。ハンドルを握る僕も平常心ではいられなかった。何故なら我々は、巨大組織から重大任務が言い渡されていたのだ。その決行を前に静かなる闘志を燃やしていた。決して冷静になど、なれはしなかった――

はい、簡単に説明しましょう。
僕らは日本最大のボランティア団体が企画した凧揚げ大会に参加する為、会場となる自衛隊基地に向かっていたのである。
息子が緊張していたのは、凧が上手く揚がるか、という一点であり、僕が平常心を失っていた理由は仕事上のトラブルが原因である。前日にちょっとした誤解があって、自分の仕事がキャンセルになってしまったのだ。
正直なところ凧揚げをする気分ではなかった。家でふて寝でもしていたかった。しかし息子と参加を約束した以上、反故にする訳にもいかない。
これが僕ら親子のサスペンスの全容であるsvenson史雲遜護髮中心

普段入る事の出来ない自衛隊基地が会場という事で、凧揚げ大会の参加者は予想以上に多かった。皆、自分の凧を持ち寄り開始の時間を待っていた。
息子は二年前に買ってあげたゲイラ・カイトをセットしている。トミカの絵が書かれた自慢の凧だった。

開会式が始まるまで、普段は対潜哨戒機が入る格納庫で待たされた。「すごい広い」と息子は興味津々だったが、広いだけあって寒かった。凍えるような隙間風が体に吹きつけ僕はずっと震えていた。早く日向のある外に出たかった。
ようやく開会式が始まった。ボランティア団体のお偉いさんが挨拶をした。そして次は隣町のお偉いさんが挨拶をした。震える手で拍手をした。その次は基地のお偉いさん、その次はよくわからないお偉いさん。凍った手で拍手をする。とにかく寒い。

長い開会式が終わると参加者たちは日向を求めて外に出た。太陽は僕らの体を暖めた。しかし瞬時に吹く強風がそれを帳消しにした。コンタクトレンズに砂が入り涙目になる。
そんな強風に「凧が高く揚がるね」と息子は喜んでいた。
息子のゲイラカイトはよく飛んだ。よく飛び過ぎた。そして強風に耐え切れず上空で骨組みが折れた。開始から五分足らずの出来事である。自慢の凧が……だが息子のテンションは最高に上がっていた「見た、今の?風で凧がボキッて――」彼は興奮していた。そして凧が壊れてからは広い敷地を走り回っていた。子供って逞しい生髮秘方

どうやら彼にとって、凧が壊れた事も、この強風も、寒すぎる格納庫も全てが楽しきアミューズメントのようだった。子供ってなんてポジティブなのだろう。反面すべてにグズグズと不満を漏らしていた自分が恥ずかしくなった。

自分だって子供の頃は、初めての事が楽しくて仕方なかった。
しかしそれもいつの間にか擦れ始め、今ではマイナスの事ばかり目についてしまう。仕事のトラブルだって考えてみれば決して致命傷ではなく、特別休暇を貰ったとでも思えば少しはマシな一日になったであろう。要は考え方次第なのだnu skin如新

その後僕らはボランティア団体のスタッフから振る舞われたお雑煮を頂いた。格納庫の中で息子と二人、熱々のお雑煮を食べた。ここでないと味わえない温かさと美味さがあった。
「来年もまた来ようか?」僕は息子に聞いてみた。彼は笑顔で返事をくれた。


  


Posted by xiaocc at 12:09Comments(0)たの